花火。

アメリカでは、独立記念日に花火をあげる、というのが習慣となっています。今年はサンフランシスコまで足を延ばしてみました。サンフランシスコ在住の友人宅から MUNI という公共のバスだか電車だかで Pier 1 まで乗って、そこからすたこらと Pier 39 まで歩くこと約数十分。 Pier 39 に着く頃には最初の花火が上がり始めていました。

急いで Aquarium of the Bay の二階に上って、花火鑑賞。ちょっと目の前にすぐ建物があったので景色がさえぎられたのですが、でも正面と右手方面に上がっている 2 セット、両方の花火が見れたので良しとします。

花火といえば、実は日本で有名な、「浴衣を着て河川敷で花火を見る」ということをやったことがありません。いや、別に浴衣でなくてもいいのですが、日本で花火を見る、というのは幼少の頃、七階に住んでいたので、そのベランダから見る、あるいはどこかへ行った帰りに車の中、電車の中から見る、ぐらいしかやったことありません。そもそも、名古屋のどこかで河川敷にて花火を見ることができるのでしょうか?名古屋港とか木曽三川とかぐらい?

一回ぐらい、「たぁーまやぁー」と叫んでみたいです。

話を戻して、アメリカの花火。日本ではどうか知りませんが、アメリカではただでかいのがどぅん、どぅん、とあがるだけです。花火が上がるのは、お正月と独立記念日、あとはなんか特別の日、とかあると思うのですが、いつでも同じ花火。ちょっと飽きてきます。

一番心に残っているのは、アメリカに来た最初の年、 Treasure Island から見た花火。どこかのラジオ局主催の花火だったと思うのですが、ラジオから流れてくる音楽にのって花火が打ち上げられていたので、すごく感動しました。そういう花火をもう一度見てみたいものです。

あるいは、打ち上げているすぐそばから、地面に寝っ転がってみた花火。音もすごいのですが、どぅん、どぅん、と本当に体に響いてきます。

他に花火といえば、手に持つタイプの花火なのですが、実はアメリカでは禁止されています。違法です。独立記念日はいい、とか何とか聞きましたが、どこにも売られているのを見たことがありません。夏の風物詩が禁止されている、ときては、何をもって夏を感じればいいのでしょうか?

…アイスクリーム? ^^;